【ドローン映像】樹氷びっしり 凍てつく寒さの雄阿寒岳
【釧路市】阿寒湖畔に位置する雄阿寒岳では、頂上部の木々に樹氷がびっしりと付着し、早くも冬の訪れを感じさせている。5日朝には、釧路地方気象台が雄阿寒岳の西側に位置する雌阿寒岳で初冠雪を観測している。
雄阿寒岳は雌阿寒岳などと共に広大な阿寒カルデラの中に形成された火山のひとつで、約1万年前にできたといわれる。約1000年前までには山頂部での噴火活動は終了。現在の山頂はハイマツに覆われており、すでに火山とは思えない様相を見せている。
6日、阿寒湖を眼下に望むことができる8合目以上は、凍てつく寒さを象徴するように、ハイマツやミヤマハンノキに樹氷が付着。遠くに見える雌阿寒岳の山頂部にも、うっすらと白い雪が確認できた。
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