「病棟」は満床 人間に近づきトラブル多発 天然記念物タンチョウ保護の現状
「羽の折れたタンチョウがいる」。十勝毎日新聞の読者情報窓口に1通のメールが届いた。一時は絶滅の危機に直面した国の特別天然記念物のタンチョウだが、回復策が功を奏して十勝でも生息数が増えるに従って、交通事故なども目立ってきている。人間と野生動物の距離感はどうあるべきなのか。けがをしたタンチョウを治療・保護する最前線の釧路市動物園を訪れ、考えた。
(デジタル編集部=塩原真)
◆保...
釧路市動物園の入院施設に収容されたタンチョウ。左脚がなく義足が付けられている
「羽の折れたタンチョウがいる」。十勝毎日新聞の読者情報窓口に1通のメールが届いた。一時は絶滅の危機に直面した国の特別天然記念物のタンチョウだが、回復策が功を奏して十勝でも生息数が増えるに従って、交通事故なども目立ってきている。人間と野生動物の距離感はどうあるべきなのか。けがをしたタンチョウを治療・保護する最前線の釧路市動物園を訪れ、考えた。
(デジタル編集部=塩原真)
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