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越冬交代
握手する三浦英樹56次越冬隊長（中央右）と樋口和生57次越冬隊長（中央左）
越冬交代は観測隊にとって特別なイベントだ。
２月１日には、越冬交代式が昭和基地の看板がある「19広場」という場所で行われた。両隊長のあいさつの後、越冬隊員同士が握手しながら激励し合った。セレモニーが終わってから全員で集合写真を撮影。その後各グループの新旧隊員が一緒になっていつまでも写真撮影は続いた。
越冬交代が終わると、基地の管理は57次隊に移譲される。この日から57次越冬隊員の本拠地は管理棟などの中央部になる。一人ひとりには個室が与えられ、生活は一変する。56次の残留組は第一夏期隊員宿舎に移って、最長15日まで滞在をする。
隊員の多くが寝泊りしていた第二夏期隊員宿舎は半分近くの人が去り、がらんとしていた。窓から外を見ると昨晩降った雪が解けずに残っていた。昭和基地にも冬が訪れようとしている。
酒樽の中にはボウルが入っていて上げ底だ
全隊員としらせ乗員が入って記念写真
多くの隊員がカメラを向ける
看板の前で記念写真を撮る隊員
