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千秋氷山

大鋸艦長から記念品を受け取る樋口越冬隊長(左)

大鋸艦長から記念品を受け取る樋口越冬隊長(左)


 南緯60度から西進し始めて、氷山が増えてきている。南極観測船「しらせ」で初めて氷山を目視したのは13日午前11時25分。横幅3キロほどで初氷山にしては巨大なものだった。発見した信号員の新田千秋さんにちなみ「千秋氷山」と名づけられた。

 オーストラリアフリーマントルを出港してからは南極新聞社主催の氷山初視認クイズが開かれていた。乗船者が初氷山が確認される日付と時刻を予想する。180人の投票があり、樋口和生越冬隊長が優勝した。艦長から記念品が贈られ、氷山をバックに写真を撮った。

 「しらせ」内ではこれまでに赤道通過時刻クイズも行われ、多くの船員が参加した。編集長の松久保成人飛行士は「昨年は投票率が低く艦長に怒られた。今年は小ネタを使って投票率を上げることができた」と自信を持つ。

 記念写真を撮る間にもボロボロと崩壊していく「千秋氷山」。上官からは「お前はあんなふうに壊れるなよ」と声を掛けられていた。

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