タグ南極観測船しらせ

しらせ高校

 「しらせ高校」が15日、観測隊公室で開かれた。

 いつもは観測隊員が講師となり開かれているが、今回は「しらせ」自衛官が先生役で、観測隊員生徒だ。

 講義は加藤貢さんの「多様化する護衛艦隊の任務~弾道ミサイルから日本を守れ~」と大原崇明さんの「―もっと私達を知ってほしい― 海自階級のしくみ」の2コマが実施された。

 加藤さんはイージス艦「こんごう」に乗艦していた経歴を持ち、艦の戦闘に関わる電測員の業務に就いている。ミサイルが発射された時に、イージス艦の防衛システムなどを解説。大原さんは自らが書いたイラストを交えて、海上自衛隊の階級制度を分かりやすく説明した。大原さんはしらせに乗船してからイラストを描くことを始め、自衛官や観測隊員の絵を書いている。特徴をとらえているというか、大原さん自身が想像する人物像に忠実に書いているというのが正しいかもしれない。

 本当の大学でも聞くことのできない貴重な話ばかりで、観測隊員からも質問が飛び交っていた。

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