バルーンアートの「藤丸のエレベーターガール」と、制作者のミリィーさん

藤丸にエレベーターガール復活、ミリィーさんがバルーンで再現

 帯広市在住のバルーンアーティスト・ミリィーさんが、風船で「藤丸のエレベーターガール」を作った。作品は、閉店セールでにぎわう藤丸7階のエレベーター前で、来店客らを「お出迎え」している。

 イベントショーやバルーンアート教室の講師などとして活躍するミリィーさんは、藤丸7階で開かれていた「とかち創作人形展」に2008年から12年間、作品を出展。藤丸は「貴重な発表の場の一つだった」という。

 その藤丸に「感謝の気持ちを伝える」ために制作した。モデルは、現在は、食品売り場全体を管轄する菊池宏子係長のエレベーターガール時代の写真。25日付の十勝毎日新聞に掲載された写真を基に作り上げた。

 約70本のバルーンを用いた作品は高さ約165センチで、白の帽子に緑色の制服など当時の雰囲気を演出した。「お客さまに感謝の気持ちを伝えたい」(菊地研一営業企画課長)とする藤丸の一員として、27日からエレベーター前に立っている。

 買い物客らも「あら、懐かしいね」と記念撮影。ミリィーさんも「うれしい限り」と話していた。(松岡秀宜)

藤丸にエレベーターガール復活、ミリィーさんがバルーンで再現

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松岡 秀宜

十勝毎日新聞社 編集局 司法グループ

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