北十勝特集（３）士幌町
広々とした夜空に輝く満天の星を眺めながら、自然の中で時間を忘れ、非日常を味わうことができる。
澄んだ空気と豊かな大地で育った恵みを召し上がれ
総面積の約６０パーセントが農用地、十勝の中でも農畜産業が盛んである士幌町。特に町を代表するのは、カントリーサインにもなっているジャガイモとしほろ牛。高品質な士幌産のジャガイモは、全国の加工会社からも高評価を得ている。素材の味を引き出した生産者還元用ポテチップスは、地域限定販売なのでお土産に箱買いする方もいるほどの人気ぶり。
春から秋にかけて開放しているのが「士幌高原ヌプカの里」。キャンプ場の他にコテージも完備されているので、万が一、悪天候でも安心して過ごせる（要予約）。晴れた日は、夜空に浮かぶ天然のプラネタリウムを眺められる。また、ロッジではしほろ牛を使用したメニューやソフトクリームなどを提供しているので、ぜひ、目の前の絶景と一緒に堪能したい。帯広市内から車で約３５分という、程よい距離なのも気軽にドライブしやすい場所。
源泉かけ流しの植物性モール泉「しほろ温泉プラザ緑風」は、居辺川のほとりから湧き出る琥珀色の湯が堪能できる。隣接する「道の駅しほろ温泉」には、足湯やパークゴルフ場なども完備されている
施設内には地場で収穫された野菜の直売コーナーや、乳製品などを扱うショップがずらりと並ぶ「道の駅ピア２１しほろ」。６年前にオープンする際、スタッフ一丸となり“地元の人に必要とされる道の駅”を目指す
◆わがまち自慢
なんといってもしほろ牛です。国産若牛の飼育頭数は日本一。
適度な脂肪とジューシーで柔らかで赤身の美味しさに定評があります。町内の飲食店や特産品にはしほろ牛が楽しめる品がたくさんあるのでその魅力をぜひ、堪能してください。
地域おこし協力隊 金森隆博さん
観光情報は→こちらから
※フリーマガジン「Ｃｈａｉ」２０２３年８月号より。
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