十勝毎日新聞電子版
Chaiでじ

2024年5月号

特集/はさんでおいしいLet'sサンド!

NEW OPEN「めぐりおびひろ」

現在は看護師6人、理学療法士1人が在籍しており、24時間体制で利用者の日常をサポートしてくれます。写真中央が管理者兼看護師の山下利枝さん。基本は9時~17時ですが、突然の体調不良など緊急時は、休日でも夜中でも看護師が臨時対応してくれます。

5/1 OPEN!
住み慣れた場所で「自分らしく生きる」をサポート!

 病気の療養をする際に「できれば住み慣れた自宅にいたい」「家族と一緒に過ごしたい」との要望が増えています。しかし「一人暮らしだから難しい」「家族だけでの介護は不安」そんな悩みを抱える人も多いのでは。訪問看護ステーションめぐりおびひろでは、利用者の自宅に看護師が訪問し、病状の観察、体調管理、服薬・点滴管理などを行います。電子カルテや情報共有アプリを導入しており、薬剤師やケアワーカーなどの専門職と情報を交換しながら、迅速かつ利用者に合わせたサービスを提案します。また、理学療法士から専門的なリハビリを受けてトイレやお風呂に通える筋力を維持したいなど、多様化するニーズにも対応してくれます。

 電話相談ではハードルが高い人は、ショートメッセージでのやり取りも。必要な医療サービスや日常のケア方法などのささいな疑問解消から不安や葛藤など本心を打ち明ける場所として心の支えになってくれますよ。

 訪問看護は、他者の目を気にしないから本音が言えて、自分らしく過ごせる時間が増えます。「一つでも多く利用者の希望を叶え、後悔をなくすお手伝いができたら」と管理者の山下利枝さんは話します。訪問看護について利用検討される方は、一度近くのケアマネジャーへ相談してみてはいかがでしょうか。

1人の利用者に対して、専任の看護師は付けずに対応。訪問職員を変えることで、個々の得意分野を生かし、事業所全員で利用者の生活を支えます

この日訪問したお宅は週に4回、入浴介助、患部の観察、リハビリなどを利用。利用者は「自分のペースで過ごせる。何でも相談できるので心強いです」とにこやかに話します


帯広市大通南26丁目9-2
Tel:0155・27・8027
営:9時~17時※24時間対応可
休:土・日曜