札幌市
札幌市は人口約194万人(2014年9月現在)を有する政令指定都市。夏は『YOSAKOIソーラン祭り』、冬は『さっぽろ雪まつり』など、全国区の知名度を誇る一大イベントが開催されているほか、国指定重要文化財の時計台や北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)などをはじめ、観光施設が数多く点在する一大観光都市でもある。
年間1300万人超の観光客が訪れる札幌市の中心部にある大通公園は、大通西1丁目から同12丁目までの全長1.5キロメートル、7万8901平方メートルの広さがあり、市民や観光客らの憩いの場として広く知られている。大通西1丁目にはシンボルの『さっぽろテレビ塔』が配置されており、周辺では修学旅行の児童や生徒たちの姿も見られる。また、92種類・約4700本の樹木、花壇や芝生も整備されており、季節を問わず多くの人でにぎわっている。
札幌の夜景は、函館、小樽とともに北海道三大夜景として多くの観光客に知られている。標高531メートルの藻岩山山頂から望む市内の夜景は美しく、大勢の観光客を魅了する。山頂へは、民間の札幌振興公社が運営する『札幌もいわ山ロープウェイ』が人気で、同社によると年間約63万人の観光客らの利用がある。山麓駅から発着のロープウェイ(乗車店員66人)で中腹駅まで約5分、そこから2両編成のミニケーブルカー(同1両30人)に乗り継ぎ、約2分で山頂に到着する。
十勝からのアクセス
帯広から札幌まで約195キロメートル。自動車で高速道路(道東自動車道・音更帯広IC―道央自動車道・千歳恵庭JCT―道央自動車道・札幌南IC)を利用して約3時間。