小樽市
北一硝子(本社小樽市花園1丁目6番10号、浅原健蔵代表取締役社長)は、5万点以上のオリジナルガラス製品や、石油ランプを製造販売する小樽の人気観光スポットのひとつ。1901年浅原硝子として創業。石油ランプや漁業用の浮き玉製造から始まり、1971年に社名を北一硝子に変更。1891年に建てられた小樽市指定歴史的建造物の木骨石造り2階建ての倉庫を利用した三号館をはじめ、見学工房、地酒蔵や美術館など関連店舗・館は10以上あり、三号館を基点に周辺に点在する。
三号館では、グラスや風鈴、箸置きに花瓶、アクセサリーなど、バラエティーに富んだガラス製品を販売しており、中でも液だれしない醤油差しは観光客に土産物として絶大な人気を誇る。醤油差しだけで200種類以上あり、三号館そばに醤油差し専門店もある。このほか、三号館内には、電気を使わずに167個の石油ランプだけで明かりをとる喫茶店(110席)もあり、幻想的な雰囲気の空間で軽食を楽しむ観光客たちも多い。
十勝からのアクセス
帯広から約250キロメートル。自動車で高速道路を利用(道東自動車道〜道央自動車道〜札樽自動車道)して約3時間半。2011年10月に道東道と道央道が直結したことで、帯広―小樽間の所要時間は30分以上短縮された。