小樽市
鉄筋コンクリート2階建ての館内(延べ床面積3857平方メートル)には、石原裕次郎が出演した映画やドラマのセットや小道具をはじめ、発売されたレコード、愛車のベンツやキャデラック、数え切れないほどの衣装など、約2万点がずらりと並ぶ。そして2階の喫茶店では、窓越しにヨットハーバーを眺めながら、のんびりと軽食を楽しむこともできる。
正面玄関横には愛艇の木製ヨット「コンテッサⅢ世」(全長約12メートル)が飾られており、記念撮影ポイントにもなっている。石原裕次郎が3〜9歳まで幼少期を小樽で過ごした縁で、1987年に他界してから3年後の1991年7月に開館。石原裕次郎記念館によると、年間10万人の観光客らが来館する。
十勝からのアクセス
帯広から約250キロメートル。自動車で高速道路を利用(道東自動車道〜道央自動車道〜札樽自動車道)して約3時間半。2011年10月に道東道と道央道が直結したことで、帯広―小樽間の所要時間は30分以上短縮された。