北の大地の水族館
大人が楽しめる水族館を目指し、2012年7月にリニューアルオープン。平屋建て、床面積625平方メートルの空間には、淡水魚と熱帯魚計50種類、約3000匹が展示されている。趣向を凝らした展示方法などが話題を呼んで、オープン初年度29万4000人(2012年7月7日〜13年7月6日)が来館し、改修前最多記録5万人をはるかに上回る好成績を記録した。
日本初の「滝つぼ水槽」は、昆虫など餌が集まり、外敵が近づきにくい滝つぼに群れる川魚の習性を引き出す「行動展示」で、斬新な見せ方で大勢の興味をひきつけた。また、世界初の「川が凍る水槽」は、知られざる氷面下で生きる魚を観察することができ、集客が難しい冬期の目玉のひとつとなっている。そして巨大水槽には、日本最大の淡水魚といわれる天然のイトウ約40匹が悠然と泳いでおり、うち約20匹の体長が1メートルを超えていることにも驚かされる。
十勝からのアクセス
帯広から北見市留辺蘂まで約160キロあり、車で行く場合は途中、高速道路(道東自動車道)を利用して約2時間半かかる。