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海氷調査

 16日、昭和基地沖で行われている海氷観測に同行した。



穴を掘るとザラメ状の雪(左)から氷に変わっていく(右)穴を掘るとザラメ状の雪(左)から氷に変わっていく(右) 調査の内容は30メートルおきに穴を掘り、積雪の深さと海氷の厚さを調べる。私も穴掘りを体験したが、1.5メートルほど掘ってやっと海氷面に達した。とても重労働だ。海氷の厚さは水蒸気で氷を溶かし、巻尺で深さを測る。



蒸気を通したチューブで氷に穴をあける

蒸気を通したチューブで氷に穴をあける



雪面を掘る前の高村友海隊員(右)と掘った後(左)

雪面を掘る前の高村友海隊員(右)と掘った後(左)



穴を掘る直木和弘隊員穴を掘る直木和弘隊員 毎年行っている調査で昭和基地沖の海氷状況を調べるとともに、自動的に海氷状況を調べる電磁誘導式探査計(EM)の精度を調べるのが目的だ。直木和弘隊員によると「海氷や雪はマイクロ波というエネルギーを出している。究極的な目標として人工衛星を使って海氷の厚さが分かるようしたい」と話している。

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