タグ南極観測船しらせ昭和基地

しらせ氷上輸送開始

 第57次南極地域観測隊(門倉昭隊長)は4日午後10時(日本時間5日午前4時)、接岸した南極観測船「しらせ」に搭載された物資の氷上輸送を開始した。







 昭和基地には桟橋がないため、「しらせ」は沖合500メートルに接岸。氷が安定する夜間を待って氷上輸送が開始された。初日は雪上車4台を稼働させて、分解された大型のクレーン車やコンテナを運んだ。6日からはパイプラインによる燃料輸送が開始される。

 56次隊の持ち帰り物資の空輸が完了し、全体の輸送が終わるのは19日の見込みとなっている。



南極観測船しらせから雪上車に積まれる物資(昭和基地沖約500メートル地点で)

南極観測船しらせから雪上車に積まれる物資(昭和基地沖約500メートル地点で)


前の記事次の記事

トップへ戻る