タグ昭和基地

昭和基地レドーム

昭和基地の建物の中でも特に目を引くレドーム

昭和基地の建物の中でも特に目を引くレドーム

 南極昭和基地の東側に目を引く丸い建物が2つある。中には人工衛星に向けたアンテナが入っている。その一つは基地と国立極地研究所(東京)を衛星通信で結び、速やかな観測データの伝送やインターネットができる環境をつくっている。

 アンテナがアルミの骨格にゴムを張り合わせたレドームという構造物で覆われているのは南極の厳しい環境から守るため。内部には直径7㍍の大型アンテナが設置されている。

 45次隊(2003年)によって建設され、飛躍的にデータ通信が向上した。46次隊から情報通信業のKDDI(東京)から派遣された隊員が維持管理している。現在は56次の田村勝義隊員と57次の友松岳士隊員が引き継ぎ業務を行っている。

 友松さんは「研究データの途切れることなくの無いように任務に当たりたい」と日々奮闘している。


レドームの内部には直径7メートルのアンテナがある

レドームの内部には直径7メートルのアンテナがある

前の記事次の記事

トップへ戻る