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庶務隊員

庶務担当の菅澤隊員

庶務担当の菅澤隊員

 「誰に対しても明るく、みんなに話しかけられるような人になりたい」。57次の庶務担当の菅澤弘一隊員はにこやかに話す。

 庶務隊員は隊全体の庶務業務の他にも、隊長補佐、日本国内と連携した情報発信と多岐にわたる。ひとりひとり隊員が持つミッションを成功させるため、縁の下の力持ちとして業務に当たっている。



庶務担当の菅澤隊員庶務担当の菅澤隊員 菅澤さんは東北大学の財務部から派遣されて隊員になった。職場で南極に行ったことがある先輩から話を聞き、「地球の『下』が気になり始めた」と南極への夢を持ち始めた。何度も南極に行く夢を話し続け、57次の隊員の仕事をすることができた。

 昭和基地では南極に派遣された学校教諭が自校で授業を行う「南極授業」を成功させるために奔走した。「普段行ってきた仕事を南極でも同じようにできたのは良かった」と今回の南極での庶務業務を振り返っている。

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