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しらせ当直

艦橋で当直記録を写す柴田さん(2月20日撮影)

艦橋で当直記録を写す柴田さん(2月20日撮影)

 20日から21日朝にかけて南極観測船「しらせ」の当直勤務が回ってきた。同室の柴田和宏さんと一緒に行った。 

「しらせ」の当直は

8:00    前日の当番者からの引き継ぎ
11:45   昼食時の名札チェック(食べていない人の確認)
12:05   正午現在の天気としらせの緯度経度を聞き、日誌に書き込む
17:00   甲板電信室に電話し、電報があれば取りに行く
17:50   夕食時の名札チェック
18:45   観測隊ミーティングの司会
18:55   掃除前に洗濯物が脱衣所に残っていないか確認する
20:00   先任海曹室前の連絡箱から明日の日課を持ってくる

翌日

5:55    各部屋を回って人員の確認、艦橋に連絡
6:15    朝食の名札チェック
8:00    次の当直への引き継ぎ

 難しいことはないが、午前6時の「総員起こし」の放送がなる前に各部屋へ行って、人員の確認をするのが一番の仕事だろう。ベッドのカーテンが閉まっている場合、必ず開けて顔、または体の一部をみて確実に確認しなければならないと当直日誌には書かれていた。暗くて分からない場合は部屋の電気を付けて確認するとまで書いてある。

 私も毎日寝顔を見られているかもしれないと思うと、少し恥ずかしくなってしまう。パンツ一丁では決して寝られない。

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