タグ南極大陸

内陸氷床掘削チーム同行記(2)



 同行2日目。掘削チームのリーダー川村賢二隊員に「定時交信やってみますか」と声をかけていただき、初めて挑戦した。

 定時交信は昭和基地の外に出たチームが、午後8時ごろから基地の通信担当と無線でやり取りし、人員、装備の異常の有無を確認するもの。明日以降の計画にも重要で天候、ヘリコプター運行状況を知る手がかりとなっている。

 まず事前準備として現場の気象状況を調べる。天候のほかにも、気温、風力、雲形などを観測。その後、夜の打ち合わせで出た明日の行動予定を記録した。少し待って昭和基地と無線交信を開始した。スムーズではなかったが、何とかやり取りすることができた。

 無線での情報では、明日いっぱいブリザードの予報。外を見ると、すでに地吹雪になっていた。



定時交信の前の夕食

定時交信の前の夕食



ハローと雪上車

ハローと雪上車

前の記事次の記事

トップへ戻る