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教員派遣として同行している苫小牧市立拓進小学校(山本他喜男校長)の柴田和宏教諭は3日、昭和基地と同校を衛星回線でつなぎ「南極授業」を行った。
「南極授業」は教員南極派遣プログラムとして第51次隊(2009年)から始まった。今回は柴田さんの他にも愛媛県立新居浜西高校の渡辺浩志教諭が派遣されている。
2月3日撮影 屋外から始まった授業は基地内にある管理棟のスタジオに移して本格的に授業がスタート。4、5、6年生を対象に、「つなぐ」をテーマに南極の自然や隊員の活動を紹介した。集まった生徒は柴田さんの質問に熱心に答えていた。
柴田さんは「思った以上にいろいろな意見が出た。感心してしまうような意見もあって良かった」と話している。
この後の授業は5日に愛媛県立新居浜西高校と6日に多摩六都科学館(東京)で行われる。