Chaiおでかけスイーツ部

十勝愛詰まる、焦がしチーズケーキ

 茶褐色の表面が印象的な〈焦がしチーズケーキ〉。さすがに焦げすぎでは…と尋ねると、「本場はもっと黒いですよ」と笑う「焼菓子工房ドゥミ・フール」代表の大内美智恵さん。フランスとスペインにまたがるバスク地方の郷土菓子だという。

 材料はチーズとビート糖、卵などで、すべて十勝産。「菓子作りの基本に沿っているだけなので…」と謙遜して手を動かすが、シンプルだからこそ、素材選びから焼き具合まで真正面から向き合う。高温で焼き上げること数十分、厨房(ちゅうぼう)は甘い香りでいっぱいになった。

 ケーキ教室などで腕を磨き、音更町内で工房を立ち上げたのは1年前。十勝のよさを菓子で伝えようと、コンセプトは“十勝産素材で欧風菓子”だ。店舗は持たず、飲食店に卸したり、催事の出品でファンを広げる。

 ケーキは見た目とは裏腹に、なめらかな舌触りとやさしいチーズの風味、ほろ苦さとのバランスが絶妙。「本場はワインや塩・こしょうを添えて楽しむんです」と大内さん。ならば、酒屋に寄り道しよう。どこまでも“大人味”なスイーツに、乾杯。

「『おいしい』の声が励みになります」大内美智恵さん

〈焦がしチーズケーキ〉はホール1,600円、カップ300円。帯広の雑貨ショップToKo ToKoで土・日曜11時~販売

十勝産小麦使用の〈カヌレ・ド・ボルドー〉1個200円はToKo ToKoと音更のcafé Jorroで扱っている(土・日曜11時~)。

〈ポルボロン〉2個120円は、口の中で崩れる前に3回その名を唱えると、幸せになれるそう

焼菓子工房 ドゥミ・フール

  • 電話080・1885・3583
  • 菓子はフェイスブックなどで予約受け付け
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