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百貨店バイヤーに十勝産食などを直接商談

百貨店バイヤーなどに自社の製品を売り込む事業者

 道外百貨店のバイヤーなどとの直接商談会「とかち・食のビジネスマッチング2023」が24日、帯広市内の帯広信用金庫セミナールームで開かれた。(佐藤いづみ)

 帯広信用金庫と十勝総合振興局主催。十勝の生産者や事業者の販路拡大などが目的。アジア最大級の食品・飲料展「フーデックス・ジャパン」出展の代替事業として、2021年からオンラインなどを通じて続けてきた。今年は同展への出展は復活したが、販路拡大支援を強化しようと商談会を継続実施した。

 バイヤー企業は6社(うち1社はオンライン)、十勝管内24の生産者や事業者が参加。バイヤー企業に対し、1社当たり30分間、自社の商品を売り込んだ。商品もチーズや牛肉加工品、豚丼のたれなど幅広く、初参加も6事業者あった。

 バイヤー企業として初参加した、近鉄百貨店の森島尚商品政策推進部課長は「十勝の食はレベルが高く、全国的に人気がある。取引したい商品が複数あった」と笑顔。初参加のあいざわ農園(帯広市)は、無農薬原料を使ったワインや塩などをPR。相澤一郎代表は「価格設定などプロの考えを聞きたいと思い参加した。評価いただき、醸造の励みになる」としていた。

 帯信金地域経済サポート部の木村勇哉推進役は「21年以前も、関係機関と連携し、商談会を断続的には行ってきている。実際に取引につながった事例も出ている」と話し、成果を期待した。

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