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学生起業家がアドバイス 高校・大学生と交流 とかち財団

革新的な事業を展開する学生らが熱い思いを語ったイベント

 学生起業家と十勝の高校生、大学生らが交流するイベント「爆風」(とかち財団主催、帯広市共催)が11日、市内の事業創発拠点LANDで開かれた。革新的な製品・サービスの事業化に取り組む「イノベーター」6組が集まり、学生らに事業のきっかけや苦労などを語った。

 起業などに興味のある学生に挑戦するきっかけを得てもらおうと、初めて企画。会場には高校生から大学生まで29人が参加し、オンラインでも配信された。

 イノベーターとして登壇した大砂百恵さん(小樽商科大学1年)と錦古里大河さん(北海学園大学4年)は、海藻が家畜のげっぷに含まれるメタンガスの抑制効果が期待されていることから、広尾町など道内の海岸に打ち上げられて腐敗した昆布を牛の飼料として製品化を目指す取り組みを説明。

 錦古里さんは「フットワークを軽くすることが大切」、大砂さんは「学校やアルバイト先だけではなく、社会に出て面白い大人と会ってほしい」などと学生へアドバイスを送った。

 参加した学生ボランティア団体「CAN-PASS(キャンパス)」の松本優さん(帯広柏葉高校2年)は「興味があることを事業として実現しているのがすごいと思った。今後の活動へのモチベーションが上がった」と話していた。(大海雪乃)

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