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保護猫カフェ「Wish」運営団体がカレンダー制作 収益は飼育費用に

2023年カレンダーをPRするスタッフの赤池舞優さんと保護猫のヒゲタン

 帯広市内の保護猫カフェ「Wish」(東2南2)を運営する一般社団法人「猫たちを守る十勝Wishの会」(原田美加代表)は、2023年カレンダーを制作した。収益は猫の飼育や施設運営に活用される。

 カレンダーはこの10年ほど毎年販売し、22年版は600部が完売。今年は過去最多の1000部を作った。同カフェから引き取られ、飼い主と幸せに暮らす約50匹の猫の様子や、在籍している猫、スタッフなどを紹介。写真はカメラマンがボランティアで撮影するなど多くの人が協力している。A4判で1100円。同カフェやWishのネットショップで扱っている。

 カフェは08年オープン。これまでに1306匹を引き取り、1183匹を譲渡している。「運営する上で最近の物価高の影響は大きい」と原田代表。カレンダー売り上げは貴重な財源だけに「保護猫について少しでも興味を持ってもらえれば」と話している。

 問い合わせは同カフェ(0155・26・2833、正午~午後7時、月・火曜定休)へ。

 27~30日には、札幌市内の札幌駅前通地下歩行空間(チカホ)の3番出口付近でチャリティーバザーを行い、カレンダーなどを販売する。時間は午前10時~午後7時。(松村智裕)

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