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塩ゆで味に感動して制作 「メムロピーナッツのうた」CD完成

芽室産ピーナッツを盛り上げるCDを手にする(左から)オマチマンさん、石黒さん、ツマチマンさん

 帯広市の音楽家オマチマンさんとツマチマンさん夫婦(本名非公表)が、芽室産の落花生を応援するテーマソング「メムロピーナッツのうた」のCDを制作した。民謡・三味線の石黒会(芽室、石黒みゆき会主)の子どもたちが歌う新作「メムピー音頭」と郷土民謡の「十勝小唄」も収録。オマチマンさんは「例年のようなライブ活動ができない中、一つの歴史となった」と話している。

 夫婦は帯広を拠点に全国の保育所などを巡り、年間100~150本のライブ活動を行っている。「メムロピーナッツのうた」は昨年、市内で行われた落花生の生産者応援イベントで、オマチマンさんが塩ゆでの落花生の味に感動したことをきっかけに作った。

 楽曲はこれまで配信専用で販売し、CDも楽曲完成記念に作られた非売品のみだったが、「皆に分かりやすく伝わるもの」として改めて作ることになった。

「メムロピーナッツのうた」のCD

 新曲「メムピー音頭」は元の「メムロピーナッツのうた」を音頭調にアレンジして誕生。子どもたちに歌ってもらいたいと、石黒会の山本樹(たつき)君(芽室上美生小6年)が4月にテレビのカラオケ番組に出演した姿を見て、同会にオファーした。山本君ら4歳から高校1年生までの15人が参加し、8月半ばまでに回数を分けて収録した。

 併せて収録した「十勝小唄」は、石黒さんも三味線伴奏で参加した。オマチマンさんは子どもたちが歌うユーチューブの動画も見ており、「『ランランラントセ カネガフル』の歌詞に強く引かれた」という。

 「民謡の大会がなかなか開けない中、子どもたちもCDの完成を楽しみにしていた」と石黒さん。オマチマンさんは今回のCD制作を機に、「ミートショップこくぼの歌」などさまざまな店の応援歌も制作。「コロナ禍の中でも、いろいろな取り組みができている」と話す。

 CDは1枚1000円。ジャケットは、作詞で参加のツマチマンさんが「さよこまち」名義でイラストを描いてデザインした。芽室町の珠玖ライオン堂や、お菓子のまさおか、帯広市の浅原栄陽堂でも取り扱っている。(大木祐介)

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