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小豆の収穫ピーク 例年より生育早く

収穫される小豆(4日午後、帯広市広野町。助川かおる撮影)

 国内最大の豆の産地・十勝で、小豆の収穫が最盛期を迎えている。今年の管内の豆類は夏場の暑さで登熟が進み、例年よりも生育は早く、小豆も同様の様子。生産者は安全に気を配りながら、コンバインで収穫を進めている。管内の収穫作業は、今月中旬ころまで。

 帯広市広野町の安田等さん(57)の畑では、今年は7・6ヘクタールを作付け。例年と同じ5月20日に作付けを始めたが、「例年より1週間程度早い」(安田さん)といい、3日から収穫を始めた。

 コンバインを運転した長男の秀哉さん(31)は、「7月中旬以降の高温の影響で、生育は早いが、実の大きさにばらつきがある。小粒傾向で、良いとは言えない」としながら、「仕上がった小豆はおいしい。ぜひ味わって」と話す。

 十勝総合振興局によると、十勝管内の2019年の小豆収穫量は3万6569トンで、道内全体の66%を占めている。(松岡秀宜)

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