十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

濃厚な赤紫の輝き 管内で金時の収穫が終盤

鮮やかな赤紫色の輝きを放つ、収穫したての金時(14日午後2時20分ごろ。小山田竜士撮影)

 【上士幌】全国最大の豆の産地・十勝管内で、金時の収穫が進んでいる。7月の高温少雨で収量減や小粒傾向が心配されているが、品質は「良好」との声も。収穫したての金時は宝石のように、濃厚な赤紫色の輝きを放っている。

 上士幌町北居辺にある佐藤繕規さん(41)=町畑作振興会理事豆・麦部会長=の畑では、大正金時と福勝(ふくまさり)を計3.8ヘクタールで作付け。14日は作業も終盤に入り、収穫した金時が次々とトラックの荷台に積まれていった。佐藤さんは「昨年よりは、良い出来」と話す。

 管内の金時は昨年、収穫前の長雨で「色流れ」が発生。JA上士幌町管内では規格外が全体の75%ほどを占め、最低補償単価を設定し、農家所得を確保する厳しい年となった。

 同JAは今年産について、「小粒傾向で収量も平年より少ない。ただ品質は良く、等級品となりそう」(農産部販売課)とみている。

 管内の豆類の収穫は金時を皮切りに、手亡、小豆、大豆の順で進む。(松岡秀宜)

【10秒動画】濃厚な赤紫の輝き 管内で金時の収穫が終盤

更新情報

足寄 座間屋とRoccaコラボ 中華そば屋が21日に1日限りの開店

紙面イメージ

紙面イメージ

4.16(火)の紙面

ダウンロード一括(75MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年4月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME