花火駅伝、池田で打ち上げ
池田町の夜空に打ち上がった、大輪のサプライズ花火（１日午後７時、１．４秒露光。金野和彦撮影）
【池田】花火やおもちゃ販売の若松屋（愛知県西尾市）が全国の花火業者や花火師に呼び掛け、シークレット花火を打ち上げる「＃花火駅伝」の一環として１日夜、池田町内で花火が打ち上げられた。池田町を含め５日まで管内は６カ所で打ち上げる予定。
「花火のチカラで日本中を笑顔に」を合言葉に、全国の花火業者、花火師が協力している。４月２９日～５月５日の７日間で全国１００カ所以上で打ち上げる予定。打ち上げ場所や時間は原則、明らかにしていない。
十勝は、沖商店（帯広市）が協力し、池田町が管内の皮切り。同町田園ホール西側の河川敷から打ち上げられた。約１分３０秒にわたり、春の夜空に次々と鮮やかな大輪が咲いた。
若松屋は、新型コロナウイルスの影響で市民生活に大きな影響が出ており、花火大会の中止も相次いでいることから、医療への支援と日本伝統の花火を守る「花火のチカラＰＲＯＪＥＣＴ」を展開している。花火セットの売り上げの一部を国立国際医療研究センター（東京）への寄付と、将来開かれる花火大会の協賛金に充てる。（平田幸嗣）
