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速読アプリを全小・中学校で導入 鹿追

タブレットで問題を解く鹿追中学校の生徒

 【鹿追】鹿追町教委は今年度、町内全小・中学校で読解力向上を目的としたアプリケーションを導入する。アプリを提供する会社によると、全町的に取り組むのは全国で初めて。

 導入するのは、能力開発・教育事業などを手掛けるSRJ(東京)が開発、日本速脳速読協会(東京)が監修する「速読解・思考力講座」。文章を速く正確に読む力を鍛えるアプリで、パソコンやタブレットなどで問題を解く。

 各校で研修会が行われており、4月22日は同社の担当者を招いて鹿追中学校(池田哲校長、生徒130人)などで実施。生徒はタブレット操作の説明と実践の指導を受けた後、タブレットに表示される問題をゲーム感覚で解いた。繰り返すことで点数が上がり、その効果を実感していた。

 昨年11月から試験的に取り組んできた同校では、「朝読書」の10分間を同講座に充てた。七田伸克教頭は「生徒が興味を持って続けられ、学力向上が期待できる」と話す。同社の担当者は「継続して取り組めば、やめた後も速く正確に文章を読めるようになる」としている。(大井基寛通信員)

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