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アメリカバイソン2頭が到着 おびひろ動物園

おびひろ動物園に到着したアメリカバイソンの雌(同園提供)

 おびひろ動物園(柚原和敏園長)に15日、アメリカバイソン2頭が仲間入りした。29日の夏季開園から公開される。

 帯広商工会議所が創立100周年事業の一環として寄贈した。岩手サファリパーク(岩手県一関市)で生まれ育った1歳の雄と2歳の雌のつがいで、繁殖を目指す。

 同動物園では過去、最大8頭のアメリカバイソンを飼育していたが、今年1月、道内唯一となっていた「ステッファー」(雌)が死んだため、不在となっていた。

 2頭は15日にトラックで到着。柚原園長によると、雄は「のんびりとして、あまり動じない性格」。一方、雌は「まだ新天地に慣れない様子」という。愛称は今後、来園者から投票を募り、決める予定。柚原園長は「寒冷地に適した動物で、地域の支えで再び迎え入れることができた。つぶらな瞳で、人に慣れると近づいてくるのでかわいがってほしい」と話している。(高田晃太郎)

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  • おびひろ動物園に仲間入りした2頭のアメリカバイソン。左が雌、右奥が雄

    おびひろ動物園に仲間入りした2頭のアメリカバイソン。左が雌、右奥が雄

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