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老人クラブ「広西親和会」の会報が300号の節目 身近な話題を住民に

会報の編集を長く手掛けてきた堂畑さん。手にしているのは左が創刊号、右が300号

 帯広市の広西町内会(西20南3)の老人クラブ「広西親和会」が発行している会報が、3月31日号で300号の節目を迎えた。1996年5月の創刊以来、休まず発行を続け、地域の行事のほか、健康情報などの身近な話題を日々の新聞記事も参考にしながら届けてきた。広西親和会の現会長で、19年間、編集・印刷を一手に手掛ける堂畑尚一さん(86)は「初代会長の野口初さん(故人)たちが一生懸命に活動してきたからこそ」と話す。6日からは「春の新聞週間」-。

 広西親和会は65歳以上の町内会員でつくり、現在は83戸の131人で活動している。町内会の規約で全員が入会し、町内会の補助金で会費は実質無料。A4判に両面印刷した会報「親和」は月末に発行し、全会員に配布している。

 堂畑さんは2002年の73号から会報を担当。バス遠足やミニ運動会といった行事や、誕生日を迎えた住民の情報などを、新聞紙面のように見出しと記事、写真で取り上げてきた。高齢化が進み、行事の縮小や参加者の減少もある中、堂畑さんは「顔の見えない人に、会報を通じて地域の動きをお知らせできれば」と思いを話す。

 「うれしかったのは、数年前に亡くなったが、105、6歳のおばあちゃんが楽しみに読んでくれていると言ってくれたこと」。そんな声が励みになり、毎月の原動力になった。

 堂畑さんは元教員で、1995年に上士幌小学校の校長で退職。退職後にパソコン教室に通って操作を覚え、会報の文章執筆には教員時代の経験が生かされているという。

 健康情報などの身近な話題は、新聞記事を参考にすることも多く、記念の300号には健康で長生きするための「10の目標」として食事や運動のアドバイスを載せた。親和会の創立25周年とともに迎えた300号。紙面を通じた地域のつながりを願い、「どこまで続けられるかは分からないが、やれるうちは続けたい」と話している。(松田亜弓)

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  • 地域の情報を発信し、地域の顔と顔をつなげてきた堂畑さん

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