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ワクチン接種のシミュレーションを実施 士幌

町民役の職員を相手にワクチン接種の模擬訓練を行う看護師(塩原真撮影)

 【士幌】町は24日、4月以降に想定される65歳以上を対象にした新型コロナワクチンの集団接種に向けて、会場となる町民保健センターでシミュレーション(模擬訓練)を実施した。1人当たりの接種に要する時間や会場の動線、人員配置などを確認した。

 町保健福祉課職員と町国保病院の看護師ら20人が参加。7人が町民役を務め、入り口での検温・消毒・受け付け、予診票の内容確認、予診、接種、接種済み証の発行、接種後の健康観察の流れを実際に行った。

 接種後に体調不良者が出たと想定し患者の搬送や、健康観察で待機中の他の接種者に別室に移動してもらう手順も確認した。

 シミュレーションでは待ち時間を含めず1人当たり30分弱を要した。「想定通り」(同課)の時間だったが、本番に向けて接種に要する時間は3分以内にする必要性も確認、動線や案内する人の配置などで改善を検討する。

 集団接種は基本的に月-金曜日の午後の4時間で行い、1日80人以上の接種を目指す。小林康雄町長は「シミュレーションで流れや問題が分かった。今後に生かしたい」と話していた。(大海雪乃)

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  • ワクチン接種のシュミレーションを実施 士幌

関連写真

  • ワクチンの接種後に急病者が出たと想定して搬送する看護師ら(塩原真撮影)

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  • 急病者が発生した時の対応をシュミレーションする看護師ら(塩原真撮影)

    急病者が発生した時の対応をシュミレーションする看護師ら(塩原真撮影)

  • ワクチン接種の受け付けをする町民役の職員(塩原真撮影)

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  • 町民役の職員に接種済み証を手渡す町職員(塩原真撮影)

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