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芽室 有志の会が町内飲食店などを支援するプロジェクトを始動

「ハートフルプロジェクト」を始めた竹内代表(前列左)ら会のメンバー

 【芽室】新型コロナウイルスの影響を受けている芽室町内の飲食店や医療従事者を支援しようと、町の若手農業者や商工業者、農協や役場の職員らが「めむろ有志の会」を立ち上げた。10日から「ハートフルプロジェクト」を始めた。支援金を集めて町内飲食店に贈るほか、飲食店や医療従事者へ届ける応援メッセージや動画を募集する。

 コロナ禍で同町でも外出自粛ムードが続き、特に飲食店や医療従事者は厳しい局面での業務が続いている。その中で「大変な思いをされている方々を今できることで応援したい」と町民有志が集まり、1月に会を結成。現在は職業の垣根を越えた30~40代の12人が会員となり、JAめむろ青年部部長の竹内佑太朗さん(33)が代表を務める。

 同会は支援金を集める「資金支援」と、応援メッセージを集める「心の支援」の二つを活動の柱とする。

 資金支援では、支援を希望した町内のレストランや喫茶店、スナックなど最大56の飲食店へ、集まった支援金を定めた算出方法によって分配する。口座振り込みのほか、町観光物産協会「呼路歩来」(町本通2)や帯広信用金庫芽室支店(同)前設置の自動販売機「×△□○(メムロ丸)」で募集する。3月10日まで。

 心の支援では近日、専用のSNS(インターネット交流サイト)を開設し、医療従事者や飲食店などへ伝える応援メッセージを募集する。飲食店からも、店の現状やPR、コロナ対策を伝える動画を発信する。

 会の発足に当たり竹内代表は「芽室が一丸となってコロナ禍を乗り越えていきたい」と力強く話した。

 支援金の振り込み方法など詳しいことは「呼路歩来」内の特設ブースで確認できる。問い合わせは同会事務局(070・2825・9894)へ。電話受付時間は午前9時~午後5時。(細谷敦生)

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