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加工用トマト栽培で新規事業 更別の協力隊堀江さん

試験栽培した加工用トマトと堀江さん(昨年10月)

 【更別】村の地域おこし協力隊の堀江太郎さん(41)が、調理用トマトなどの栽培から加工品製造までを手掛ける新規事業を年度内にも村内で立ち上げる。料理人だった自身の経験を踏まえ「(ホールトマトなどの加工品は)需要があり、ビジネスとして成り立つと思う」と自信をのぞかせる。村の補助金を活用し、村中心部の空き家を改装して加工場も整備する。

 島根県益田市出身。早稲田大を中退し、東京でフランス菓子の製造を学んだ。6年前に北海道に移住し、札幌やトマムのレストランで働き、イタリアンレストランでは料理長も務めた。「気候も良く、人口規模もちょうどいい」と十勝を気に入り、2018年11月に村地域おこし協力隊に着任した。

 任期終了後を見据え、着任後まもなくブルーベリーの栽培に挑戦。250株を植えたが、コンテナの中で越冬中にネズミに食べられほぼ全滅するという苦い経験も。レストラン勤務時に、国産や道産の調理用トマトが少なかった経験から加工用トマトの栽培にチャレンジすることにした。

 昨年は30アールで「サンマルツァーノ」「シシリアンルージュ」を中心に5品種を育てた。休日には加工用トマト栽培を手掛ける管外の農家を訪ねたり、農業改良普及センターに農薬について問い合わせるなどして学び、10アール当たり5トンを収穫した。

 今年は北更別区の50アールの農地を借りて調理用トマトやブルーベリー、ラズベリー、カシスを栽培予定。調理用トマトはホールトマトやトマトソースに、ブルーベリーなどはジャムにする。加工場の整備に向け、村ふるさと創生基金助成事業などを近く申請する。

 早ければ夏にも第1弾の商品が完成し、インターネットのほか、村内の道の駅やスーパーなどで販売したい考え。「『道産』をうたいたい札幌や東京のホテルや飲食店にも売っていければ」と話している。(澤村真理子)

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