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「カットかぼちゃ」ホクホク長期保存も 規格外活用 ハピオが商品化

規格外品のカボチャを活用した「カットかぼちゃ」。冬至を前に売れ行き好調だ

 【音更】JA木野(清都善章組合長)の子会社が運営する「ハピオ」(音更町木野大通西7)で、21日の冬至を前に、同JA産で規格外のカボチャを商品化した「カットかぼちゃ」が人気だ。

 甘みのあるホクホクした食感が特徴の品種「くり将軍」と「くりゆたか7」を活用。収穫後は道内外に出荷されるが、形が不ぞろいなどの理由から規格外品も出ることから、帯広物産協会と連携して活用方法を見いだし、釧路市の青果仲卸「ふたみ青果」に製造を依頼した。

 カボチャを一口サイズにカットして加熱し、真空パックで販売。常温で約1年間の長期保存が可能で、災害時の非常食としても役立つ。14日から店頭に並び、コロナ禍による巣ごもり需要もあり1日15~20パックが売れ、郵送などの問い合わせも相次いでいる。

 売り場を担当する飯田聡チーフマネジャーは「バターを載せてもおいしく、いろいろな料理に活用できる。カボチャを食べてこの冬を健康に、元気に過ごしてほしい」と話している。

 内容量400グラムで、498円。通年で1000パックを販売する。(小縣大輝)

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