「おびひろ極上水」のラベルリニューアル 7月にも店頭へ
帯広市は、ペットボトル入り水道水「おびひろ極上水」のラベルをリニューアルした。日高山脈や十勝平野の風景を用い、帯広の水を育む自然環境をアピールしている。
極上水は稲田浄水場の水道水をボトル詰めした商品。清流日本一に8度選ばれた札内川の伏流水を原水としている。おいしさを再認識してもらい、水道水の利用につなげようと2007年度から販売を開始した。
管内のスーパーや観光施設、自動販売機など管内70カ所で取り扱っているほか、市の会議などで配布。災害用として備蓄もしている。1本500ミリリットルで、標準価格は100円。18年度末までで約70万本を販売している。
ラベルのリニューアルは3回目で、製造業者の変更に伴って実施した。ボトルの形状も一回り小さくなり、従来より持ちやすくなったという。指摘を受けてラベルをはがす際のミシン目も分かりやすくした。
今年度は6万本製造した。ラベルの製作費用も含めた予算は900万円。旧ラベルの在庫がなくなる7月以降には、新しくなった極上水が店頭に並ぶ見通し。
市上下水道部は「帯広の水のおいしさが、より伝わるラベルになったと思う。ぜひ手に取ってほしい」としている。市では7月28日の帯広まちなか歩行者天国で、リニューアルした極上水の配布を予定している。(伊藤亮太)