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ジュエリーアイス動画で入賞 帯広三条高校放送局全国へ

全国出場を喜ぶ三条高放送局(後列右は安藤佳寿哉顧問)

 道高文連の第40回放送コンテストで、帯広三条高校放送局(小林勇斗局長、局員7人)がビデオメッセージ部門で2位に入賞し、来年夏の全国総合文化祭(総文祭)への出場権を手にした。十勝勢では唯一となり、2年ぶり6回目の出場。各部門で優れた成績を残した学校に贈られる総合賞でも、第2位に輝いた。

 大会は11月16、17日に函館市で実施。全道には11地区大会を通過した75校が参加し、5部門で審査が行われた。ビデオメッセージ部門には46作品が出品され、上位2作品が全国出場する。

 入賞した「真冬の使者」は、豊頃町の海岸に打ち上げられる宝石のような氷「ジュエリーアイス」に焦点を当てた作品。氷の美しさや地元住民の声などを丁寧に取材し、5分以内の動画にまとめた。氷ができるまでの過程はアニメーションを作り、分かりやすく伝える工夫も行った。

 制作は山本咲耶さん(1年)、川上真央さん(同)が中心となった。今春入学した2人はジュエリーアイスの存在を知らず、2年生が今年1、2月に撮影した映像を見て関心を抱いた。自分たちも知らなかったからこそ、「まだ知らない人たちに分かりやすく伝えられるように」と締め切りぎりぎりまで調整。ラストのBGMは川上さんが作曲するなど、随所にこだわりが詰まっている。

 受賞を受け、2人は「総文祭は十勝を伝える機会。たくさんの人に興味を持ってもらえれば」と話し、「まだ本物のジュエリーアイスを見たことがないので、ぜひ見に行って撮影したい」と今冬のシーズンを心待ちにしている。

 総文祭は来年8月、長野県で開かれる。

 この他の各部門の入賞者は次の通り。(敬称略)

▽アナウンス=口田怜央(帯広柏葉2年)、中橋響希(帯広大谷2年)
▽朗読=本庄ヒカリ(帯広大谷2年)
▽ラジオ番組=帯広三条

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