癒やしと健康のサロン「エピルカ」女性4人で開設
十勝管内の女性4人が9月30日から、帯広市内で一軒家を借りる「シェアハウス」のスタイルで「サロン エピルカ」(西18南5 15の5)を始めた。カウンセリングや料理、マッサージ、キャンドルと異なる分野でそれぞれが講座やセッションを展開していく。代表の平井里美さん(49)は「気軽に立ち寄ってリラックスして」と呼び掛けている。
平井さんはマックスバリュ稲田店内のカメラ店「カメラのおばら」で29年間働いていたが、6月に閉店。何か新しいことを始めたいと思っていたところ、知人から普段使っていない家を借りることができたことを機に、友人4人でサロンを始めることにした。複数人が個々の部屋と別に空間を共有する「シェアハウス」のスタイルでサロンを展開するのは珍しいという。
店名のエピルカはアイヌ語で、「いい感じ」を意味し、「訪れた人にリラックスして癒やされてほしい」との思いから名付けた。平井さんは「チャクラ診断」でカウンセリングをする「hana」を始める。「元気になるきっかけに気軽に立ち寄って」と力を込める。
発酵講座「八方だし倶楽部」を始めるナチュラルフードコーディネーター佐藤由佳さん(47)=士幌=は「手作りで健康食品を手軽に楽しんで」とアピール。タイ古式マッサージ「里楽(りら)っくす」の達本幸恵さん(50)=帯広=は「体を癒やすことで心も癒やすことで悩み解決に役立てて」と意気込む。
キャンドルセラピーアーティストの白井明美さん(45)=帯広=はキャンドル教室「りゅみえる」で、色のついたキャンドルを使った作品を作ることができ「カラーキャンドルを見て灯して癒やされてほしい」と話す。
サロンは基本的に平日午前10時~午後3時に営業しているが、事前に予約もできる。問い合わせはそれぞれ異なり、平井さん(090・2690・4562)、佐藤さん(090・5955・2816)、達本さん(090・8905・0188)、白井さん(090・8631・1908)へ。(藤島諒司)