2024年4月号

特集/ときめきのプリン&愛しのシュークリーム

【健康】開胸術後疼痛症候群 手術後に痛み続く

 がんや心臓病などで開胸手術を受けた後、手術による傷口は治っているにもかかわらず、長期間にわたって傷口やその周辺に痛みや不快感が残る「開胸術後疼痛症候群(PTPS)」。オクノクリニック(東京都港区)の奥野祐次総院長に聞いた。

▽2~4人に1人
 開胸手術では胸の皮膚や肋骨(ろっこつ)、筋肉などの一部を切り、患部を開く。手術後に痛みが出るが、通常は時間の経過