2024年4月号

特集/ときめきのプリン&愛しのシュークリーム

【健康】心不全による死亡や再入院 筋肉内脂肪が多いと高率に

 心臓病の「終末像」などと言われる心不全。人口の高齢化に伴い急速に増えている。がんよりも生存率が低いなど予後が悪い。大腿(たい)部の筋肉内脂肪の割合(筋肉内脂肪比)と予後との関係を検討した、大阪公立大学大学院医学研究科(大阪市)循環器内科の柴田敦病院講師に聞いた。

▽筋肉の量と質が影響
 柴田講師によると、心不全は「心臓が悪いために体力が低下し、息切れやむ