仲良く遊ぼうね 市内幼稚園で入園式
十勝管内の幼稚園が入園シーズンを迎えている。新入園児たちは笑顔や泣き顔などさまざまな表情で式に臨み、在園児や職員が優しく迎えている。
帯広市内の帯広幼稚園(太田喜久園長、園児159人)では、11日午前10時から入園式が行われた。新入園児47人がひもで連なる「なわとび列車」で入場。太田園長が「楽しい幼稚園生活が始まります。あしたから元気に来てくださいね」、運営する帯広竜谷学園の陰山正憲理事長が「先生のお話をよく聞いてお友達と仲良く遊んでください」とあいさつした。
在園児は「きょうからみんな帯広幼稚園のお友達です。暖かくなれば遠足など楽しいことがたくさんあります。楽しみにしてくださいね」と立派に呼び掛け、歌で歓迎した。
その後、太鼓教室の紹介を兼ねて職員が演奏を披露すると、新入園児は興味深そうな表情に。
上の子2人も同園に通い、三女の華ちゃんが入園する高城一樹さん(36)は「少しでもみんなを思いやれる子になってほしい」と話していた。(松田亜弓)