十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

係留気球からの音の伝わり方確認 大樹でJAXA実験

実験で使われている係留気球

 【大樹】宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、町多目的航空公園内の大樹航空宇宙実験場で、係留気球を使った「騒音伝搬特性計測実験」を行っている。

 次世代運行システムを開発するJAXAの「DREAMS(ドリームス)」の一環。航空輸送需要増を見込み、高精度な騒音予測の確立を目指している。

 今回はJAXA航空本部DREAMSプロジェクトチーム低騒音運行技術セクションのメンバーら約20人が10日、来町。夏場の風、気温での音の伝わり方に関するデータを計測している。

 実験は係留気球(直径5メートル、全長15メートル)に取り付けたスピーカーなどから2種類の音を出し、実験場内に設置した24カ所のマイクへの伝わり方を確認している。高度は100、300、500メートルの3段階。

 同セクションの石井寛一リーダーは「異なる季節のデータを蓄積することで騒音予測の高精度化につなげたい」と話している。(関根弘貴)

更新情報

足寄 座間屋とRoccaコラボ 中華そば屋が21日に1日限りの開店

紙面イメージ

紙面イメージ

4.16(火)の紙面

ダウンロード一括(75MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年4月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME