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年末大売出しスタート 今年も帯広、音更、幕別で広域開催

師走に入り始まったとかち年末大売出しの抽選券配布(1日午前10時半ごろ、帯広市のボヌールマスヤで。塩原真撮影)

 師走入りの1日、恒例の「とかち年末大売出し2025」がスタートした。今年も帯広、音更、幕別の広域開催とし、参加店は新規23店を含む281店。近年で過去最高の売上高を記録した昨年に続き、今年も年末の消費掘り起こしに期待がかかる。

 帯広商工会議所、音更町商工会、幕別町商工会が共催。参加店での5000円の買い物で本券1枚、1000円で補助券1枚が配布され、本券1枚か補助券5枚で1回抽選ができる。

 1等は現金5万円(100本)、2~4等は参加店で使える買い物券(2等5000円分150本、3等500円分500本、4等100円分19万1250本)が当たる。当選率は前年同様20%。「千円札つかみ取り」は実施しない。

 1市2町内では6店舗を構える満寿屋商店(帯広)は今年初参加。市内のボヌールマスヤ(西17南3)では、午前中から訪れた買い物客に本券と補助券が配布されていた。市内の西部利夫さん(72)は補助券3枚を受け取り、「他のお店でも集めて抽選してみたい」と笑顔。同社広報の大川原典宏さんは「冬場の来客増につながれば」と話した。

 買い物期間は24日まで。抽選期間は13~26日で、今年は混雑を避けるため抽選のみの日を2日間に拡大した。(廣田佳那)


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