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50回目で「五重塔」、プロジェクションアートも 31日からおびひろ菊まつり

「五重塔と令和の庭」をテーマにした総合花壇のイメージ

 帯広3大祭りの一つ「おびひろ菊まつり」(主催・帯広のまつり推進委員会)が10月31日から5日間、市内のとかちプラザと南公園で開かれる。今年は50回の節目に当たり、メインとなる総合花壇のテーマは「五重塔と令和の庭」。約1600株の菊が会場を彩り、節目のイベントを盛り上げる。

 総合花壇は「50」と「五重」をかけて高さ3メートルの五重塔の模型を配置、約1200株の菊で飾られる。

 初の試みとして、とかちプラザ大集会室の壁面をキャンバスに見立て、菊をモチーフにした映像を映し出す「プロジェクションアート」が披露される。

 会場では帯広菊花同好会が丹精を込めた約400株を展示、琴の生演奏や歌謡ショーなど多彩な催しも予定されている。

 運営を担う菊まつり実行委員会の会合が8日に市役所で開かれ、約20人が出席。鈴木信一委員長は「管外から訪れる人も多い貴重なイベント。よい菊を見てもらいたい」と語った。(高田晃太郎)

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