北見信金帯広支店新店舗がオープン 南、しらかばを統合
移転新築工事を進めていた北見信用金庫帯広支店(市西2南7、高橋学支店長)の建物が完成し、8日にオープンした。5日に市内の南支店と、しらかば支店が廃止となり、帯広支店に統合して新たなスタートを切った。
旧店舗は1972年に建設され、老朽化が進んでいた。新店舗は旧店舗の東側に建築。鉄骨造2階建て、延べ床面積は約660平方メートル。窓口カウンターは旧店舗の二つから三つに増やし、来店客に配慮して個室(応接室)を従来の1室から2室に増やした。
5月に着工し、同月下旬から帯広支店の機能をしらかば支店内に移して業務を行ってきた。旧店舗は解体し、駐車場を整備した。総事業費は非公表。
8日は午前8時半から、オープニングセレモニーが行われた。片山隆文理事長が「3店舗が1店舗に集約され、これまで以上に十勝・帯広の皆さんに貢献していきたい」とあいさつ。片山理事長や高橋支店長ら関係者らがテープカットした。
オープンを記念し、来店客200人にクランベリー(帯広)のまんじゅうを配布したほか、北見産タマネギと道産米の詰め放題イベントも行った。
南支店は81年、しらかば支店は82年に開設。経営効率化の一環で廃止した。両支店の従業員全6人は帯広支店に異動し、同支店は24人体制となった。(津田恭平)












