とかちむら15周年、馬と触れ合いや店長体験など 21日から記念イベント
帯広競馬場内の商業観光施設「とかちむら」は21~24日、開業15周年の記念イベントを開く。馬と触れ合うイベントや、幼稚園児による店長体験など多彩な企画を予定している。
「産直市場」やカフェ、フードコートなどを備えた複合施設として2010年6月に開業。週末には1日当たり約1500人が訪れるなど、ばんえい競馬との相乗効果で市内有数の観光スポットとなっている。
21日は前夜祭として午後7時からスカイランタンを飛ばして冬の空を彩り、スペシャルゲストも登場する予定。22日はポニーとの触れ合いイベントを企画、記念撮影や馬の“好き嫌い”を当てるクイズもある。
「勤労感謝の日」の23日は、帯広ひまわり幼稚園の園児を対象に職業体験を実施。子どもたちは施設内の各店舗で1日店長を務め、来場者を出迎える。24日は北欧発祥のスポーツ「モルック」の大会を開く。
15周年を機に一部施設の名称も変更。産直市場を「馬の駅」、西棟の裏庭を「馬のテラス」と改称し、既存の「十勝輓馬(ばんば)神社」「馬の資料館」との一体感を高める。
連動してとかち麺ビレッジで10月中旬から営業中の「麺処 泰」(札幌市)では、8月に好評だったデカ盛りチャレンジメニューを限定で復活している。
運営するSPCとかちむらの小松勇斗さんは「多くの利用者に感謝の気持ちを伝えようと企画した。一緒に15周年を祝ってほしい」と話している。
スカイランタンへの参加は事前申込制(先着100組、料金は1基3500円)。申し込みフォームで受け付けている。(月森七海)








