台湾からチャーター便 初便は269人
十勝銘菓で出迎え
中華圏の旧正月「春節」(27~2月2日)に合わせ、台湾から観光客を乗せた国際チャーター機の初便が17日午前10時半、とかち帯広空港に到着した。大型のスーツケースを引いたツアー客らが降り立ち、道内各地へ出発した。
台湾桃園国際空港(台北)を出発したチャーター機が乗客269人(座席数307人)を乗せ、定刻より5分遅れで到着。ロビーでは空港職員が地元銘菓の菓子を1人ひとりに手渡し、帯広カムイトウウポポ保存会による歓迎の古式舞踊も披露された。
会社の同僚やその家族ら26人の団体で来帯し、幸福駅や然別湖などを巡って21日に帰国予定の林怡玲(リン・イーリン)さん(31)は「1年ぶりの十勝。おいしい海鮮料理を食べたい」と話していた。
春節期間中、中華航空(台湾)が同日から2月14日までの14便、中国東方航空(上海市)が24日から2月3日までの6便を運航する予定。(小縣大輝)