友と笑顔で大人の門出 成人式
8日の成人の日を前に、十勝管内の16市町村で7日、成人式が行われた。穏やかな青空の下、新成人たちは旧友や恩師と再会し、20歳の門出を喜び合った。
道教委によると、十勝管内の新成人該当者(1997年1月2日~98年1月1日生まれ)は前年度比242人減の2948人(男性1452人、女性1496人)と初めて3000人を下回った。
音更町の成人式(町教委主催)は、この日午前11時から町文化センターで開かれた。町内の成人式参加対象者(97年4月2日~98年4月1日生まれ)は男性189人、女性211人の計400人。式には373人が出席し、宮原達史教育長が「夢と希望を持ち続けて目標に向かい、幸せに気付く人になって」と式辞、小野信次町長、佐藤和也町議会議長が祝辞を述べた。
新成人を代表して伊藤満理奈さんが「感謝の気持ちと、社会人として大きく飛躍したいという気持ちを忘れず、これからの人生を大きく力強く歩んでいくことを誓います」と語った。
式後のアトラクションでは、4月から保育士として働く水上広大さんが母親への感謝を伝えた。その後の保護者の手紙や中学校の恩師からのビデオレターで、新成人たちは当時を思い返していた。(松田亜弓)