池田ブドウ研 山幸スパークリングワイン発売
【池田】町ブドウ・ブドウ酒研究所(安井美裕所長)は10日、十勝ワインのスパークリングワイン新商品「ブルーム 山幸」と「ブルーム シャルドネ」を発売する。
同研究所では、瓶内で18カ月間、酵母と接触させることで炭酸をつくる「瓶内二次発酵」の技術で仕上げる。きめ細かな泡と、アミノ酸による深み、こくのある味わいが特長だという。
通常のスパークリングワインは複数のブドウ品種をブレンドして造るが、新発売の2種類は、品種由来の個性ある果実味が感じられるようにした。
山幸は1300本(1本750ミリリットル、3240円)、シャルドネは600本(同、3780円)。池田町の独自開発品種「山幸」のスパークリングワインが商品化されるのは初めて。
池田ワイン城南側芝生会場で開いた「十勝ワインを楽しむ町民パーティー」(7月22日)で出席者にお披露目され、注目された。同研究所は「辛口のスパークリングワインなので、夏にぴったり」とPRする。
問い合わせは同研究所(015・572・4090)へ。(関坂典生)