元気でね Uターン混み合う
年末年始を十勝で過ごした人たちのUターンラッシュがピークを迎えている。駅や空港では3日朝から大きな荷物を抱えた帰省客で混み合い、家族に見送られながら古里を後にする姿が見られた。
JR帯広駅では、札幌方面行きの特急が午前6時45分と同8時2分帯広発を除いてすべて満席となった。
正月を実家がある帯広市内の祖母宅で過ごした、公立はこだて未来大学(函館)3年の笹田紘平さん(21)は「台風の影響で不通になっていた特急が運行を再開してくれて助かった。今年から就職活動が始まるので頑張りたい」とし、改札を通っていった。
札幌方面行きの特急は4日も昼過ぎから夕刻の便にかけて満席。札幌行きの都市間高速バス「ポテトライナー」は6日ごろまで混雑が予想されている。
とかち帯広空港発の空の便については、日本航空(JAL)とエアドゥとも3日の東京行きがほぼ満席で、しばらくはキャンセル待ちか空席が残りわずかの状態が続く見通し。日本道路交通情報センターによると、3日正午現在、道東道で渋滞の情報は入っていない。(小縣大輝)