上美生の空から町を探検 芽室で熱気球体験搭乗
【芽室】芽室町内の上美生中学校(和田秀治校長)のグラウンドで18日、熱気球の搭乗体験会が開かれた。上美生小、同中の児童生徒、保護者など約75人が参加した。
上美生地区山村留学推進協議会が主催し、熱気球クラブ「十勝空旅団」(帯広市)が協力した。同協議会が行っている「町探検」を、空の上で行う特別版として企画した。
早朝の冷たい空気の中、スタッフがバーナーで熱を送り込むと、巨大な熱気球が浮き上がった。地上約30メートルの高さに上昇すると、子どもたちから歓声が上がっていた。
同中2年の水口紗和子さんは「空に浮いている実感があった」、同中1年の渡辺絢さんは「鳥の目の高さから上美生や紅葉の様子を見ることができた」と話していた。
同協議会の山口真利事業部長は「天候が心配だったが無事に開くことができて良かった」と、充実した表情を浮かべていた。(及川雅敦通信員)











